57.未来からの花束
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先週、久しぶりに友人Sコーチにお会いしました。2~3ヶ月に1回ぐらいでしょうか。時々、お会いしてお互いの近況報告、情報交換、エネルギー充電などをしています。Sコーチのこの1年の前進には目をみはるものがありました。今では10人のクライアントさんとセッションを持たれています。すばらしいです。
そのSコーチが向かい合って座るなり、麗しいお花を私に手渡しながらこうおっしゃいました。
「石川さんの本が出版されたら、きっとお祝いのお花がたくさん届いて、花束に囲まれる状態になると思うんですよね。その時、渡してもいいんだけど、今でもいいかと思って。先に渡しておきますね」
“・・・え?! えええぇ~???”
「石川さんの好きなブルーと紫のラッピングペーパーにしてもらいました」
“いや、あの、、、私、まだ、本、出してないんですけど、、、”
「まぁ、出たときはたくさんもらうと思うから」
やられたぁ~。完全にSコーチに先手を打たれてしまいました。Sコーチは、思いもよらぬ方法で、私を『すでに目標を達成した人』として扱ってしまいました。そこには微塵の迷いも照れもありませんでした。さらりとオシャレな演出でした。Sコーチに、何の疑いもなく『目標を達成した人』として扱われた私の胸中は・・・、
“必ずやれると思われてるんだ。 ・・・やるしかないよね”
宴会の席で、全く予期せぬうちに、乾杯の音頭役に指名され、グラスを握らされて、“え? え? 私?ですか? 私、なんて、そんな、僭越な・・・”と驚いて尻込みしている間に、皆さんからの拍手と歓声で盛り上げられてしまって、困ったような嬉しいような、、、で、思わず立ち上がってしまう・・・。そんな気持ちでした。(ちょっと違う?)
すでに、「それを成し遂げた人だ」として扱う。「この人の目標は達成されたもの」として語る。これまたすごいコーチのスキル(?)です。私が立場をとって公言したとたんに、私のコーチが周りにたくさん増えたような気がします。嬉しいような、怖いような。でも、じわじわと背中を押してくれる人がいることは幸せなことです。
Sコーチ、ありがとう!
未来から届きました♪