コーチ石川の感動日記

58.起こったことはすべて最高

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『さっぽろ雪まつり』私の今年のいちおしはこれ!

 いつも調子よく前向きなことを言っている私ですが、実は1月末にそうとう落ち込む出来事がありました。一言で言うと、「うまくやれると思っていたセミナーが思い通りにできなかった」ということです。言ってしまうとそれだけのことですが、ここしばらくいい感じでやれていた私にとっては相当のダメージだったようです。一晩眠れば回復、と思ったのですが、翌朝目覚めても「重たいまま」でした。“私にはもう人を動機付けるパワーがないのか・・・” 急に弱気になっていました。

 それでも、約束のコーチング・セッションの時間はやって来ます。いつものように電話に出ましたが、「重たいもの」がどよ~んと私の中にありました。“こんなんじゃ、あかんやん、コーチのくせに。人を力づける人が落ち込んでたらシャレにならへん” 自分がなさけなくもなります。そんな私のトーンを察したのか、クライアントのYさんは、いつもより早い時間に電話を切りました。

 1週間の間、周りのたくさんのコーチのサポートを受けて、“私にはまだやれる力がある”と思えるようになりました。Yさんとのコーチングがまたやってきました。前回、私が覇気のないコーチングをしたにもかかわらず、Yさんはこの1週間で大きな前進を遂げていました。自分の力で新しいクライアント先を獲得されたのです。その嬉しさもあったのか、私は正直になれました。

“ごめんなさい、先週、私、パワーなかったですよね”
「正直に言っていいですか。・・・そんな感じでした。でも、だから私が行動しなくちゃ、今週は絶対にいい結果をコーチに報告しなくちゃと思って動けました」
“そう思ってくださったYさんはすばらしいです。コーチがこんなことではいけないと思うのですが、実は、前日にえらい落ち込むことがあって、立ち直ってなかったんですよね・・・”
「なんだぁ~!! 先週言ってくれればよかったのに~。石川さんも落ち込むことあるんですね!いや~、嬉しいですよ。なんかそれ聴いて安心しました。そうですよね。コーチも落ち込むことだってありますよね。今日もいいお話が聴けました!その言葉で今日、5回分コーチング受けたぐらい元気になれました~!」
“そ、そういうもんですか・・・???”

 コーチングでは何が機能するかわかりません。私が正直に弱音を告白したことで、確実にYさんのやる気はまた高まったようでした。
「コーチは常に正直でいる」 この言葉を思い出しました。

 そして、この週末、東京で「ソリューション・フォーカス セミナー」というものに参加して、講師の青木安輝先生からいただいた言葉が思いっきりヒットしました。

『起こったことはそれですべて最高さ!』

 私が思い通りにセミナーができなかったことも、落ち込んだままセッションに臨んでしまったことも、正直に気持ちを話せたこともすべてがうまく機能していたなと思えました。今まで起きたことも、今、起きていることも、明日、起きることも、それはそれですべて最高のこと。

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ブラボ~、芸術作品!
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グレート!雪の名古屋城
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裏側はこんな感じ・・・

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