79.コーチがいっぱい!
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「公言」すると、目標達成のスピードが速まると言われます。自分自身で、「これをやる!」と宣言することで、そこに立場がとれます。そして、周囲のサポートが得られるという効果があります。
“本を書こうと思ってるんです”
怖いけど、公言したことは実現すると信じている私は、折々に言葉に出して、あえて伝えるようにしています。そうすると、、、本当に不思議です。
「石川さん、本、どこまで書きました?」
「いつ、出版するんですか?」
皆さんが、覚えていて声をかけてくださいます。
「楽しみにしてますから、がんばってくださいね」
「石川さんにしか書けない良い本になると思いますよ」
あ~、なんてありがたいのでしょう。まるでコーチです。
少しずつ動いています。ようやく5割ぐらいまで書きました。企画と試作原稿を2社の出版社に打診しました。でも、まだ何も決まっていません。これからです。とりあえず、動くだけです。
今週、久しぶりにお会いした私の師匠の一人、岸英光コーチにも進捗状況を報告しました。「よし、そろそろ出版社を探そう。企画書、僕にも送って」。あたたかい言葉でした。2日後、札幌市内でセミナーをなさっていた岸コーチに企画書をお届けに行きました。預けて帰ろうと思っていたところへちょうど休憩。
「ちょうど、よかった。この後、ちょっとしゃべってくれる?」
“ええ~???”
休憩明けに、師匠がこう私を紹介しました。
「コーチングのセンスをつかんで、札幌ですばらしく結果を出しているコーチです。今、一緒に本も書いています。・・・」
この瞬間、私はクラクラッときました。おそらく、この言葉は私の人生の中でずーっと心に残る言葉になるでしょう。岸コーチは、この時点で、私の企画内容をそれほどご存知ではなかったはずです。執筆に何か手を貸してくださっているという段階でもありません。しょっちゅうお会いしているわけでもありません。でも、「本を書きたい」という私の隣りで、ずーっと伴走者の役割を果たしてくださっているんだ、という想いがこみ上げてきました。心底、ありがたい言葉でした。
感激の想いの中、皆さんの前で、少々「コーチングと岸コーチと私」について、お話しさせていただきました。たいへん光栄でした。
多くのコーチの皆さんのサポートを支えに、この後も進めます!