97.根拠のない信頼
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タイで合掌:サワディカ~
喪中ですが、なんとか捻出したOFFの予定を取り消すわけにはいきません。先日、私のコーチたちとタイを旅してきました。限られた時間ですので、今回はバンコクだけです。アジアにはいつも、人間のたくましい生活力がみなぎっています。エネルギーを感じます。タイ寺院の煌びやかさにめまいを起こし、タイシルクをただひたすら物色、本場の激辛トム・ヤム・クンに泣き、スパで爆睡、タイ人の美しい合掌に心打たれた旅でした。充電完了!さあ、いざ帰国。
タイ国際空港に到着すると・・・。ええ~???。成田行きの出発が予定時刻より1時間以上遅れると表示されています。う~ん、困るんだよね。私はその後、千歳まで帰らなくてはなりません。予定通り飛んでも、成田での千歳行き最終便への乗り継ぎまでは2時間。少しでもディレイするともう千歳便に乗り遅れてしまいます。
もし、もし、仮に千歳便に間に合わなかったとしたら・・・?ようやくタイの地を飛び立った飛行機の中で、私は必死でシミュレーションをしました。すぐに羽田に向かって、羽田⇒千歳の最終便に乗るか?これには間に合うか?これに間に合わなかったら?今日中に札幌に帰れない。そうなったら?東京に泊まって明日の朝一の飛行機で羽田から飛ぶか?明日の仕事は?うわぁ~、OFFで帰り損ねてドタキャンなんか恥ずかしくてできない!何よりプロとして失格。何がなんでも今日中に北海道の地を踏まねば。私の心は千々に乱れます。
成田空港に無事着陸して飛行機のドアが開いたのは、夕方の18:00でした。千歳最終便は18:40発。ここから入国審査⇒荷物ピックアップ⇒税関⇒国内線出発ロビーへ移動という長い長い関門がまだ残されています。間に合うかどうか実に微妙な時間帯です。乗客多いし、あきらめようかな。その時、私のコーチが言いました。「私、石川さんは間に合うと思う。根拠ないけど」。よっしゃ!乗る!
入国審査までダッシュ。100人以上を抜き去り並ぶ。税関から国内線ロビーまでを全力疾走し、千歳便にかけこみ搭乗したのが18:35。おお!やればできるじゃん!もし、あの時、「もう間に合わないかもね」と言われていたら多分乗れていなかったでしょう。一瞬をためらったら、間に合わない時間でした。コーチっていつも偉大だ!
いずれにしましても、次からはもっと余裕をもったスケジューリングをしたいと思います。(反省)
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ビュ~ティフル! |