コーチ石川の感動日記

107.大切な人

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宮崎ではすでに桜が咲いていました。

 すみません。すっかりご無沙汰してしまいました。「『感動日記』読まないと、パワー出ないんです」というメールまでいただき、ありがたいやら、プレッシャーやらです。

 この2月は、我ながらよく動きました。3分の2は札幌にいませんでした。しかし、やろうと思ったらやれるものです。体調を崩すことなく、ますます元気で、いよいよ今月最後の出張に出かけられそうです。

 この1ヶ月の間の「感動」はまた数え切れませんが、それはおいおいご紹介していくとして、何より、今回、あちこちに行かせていただいて感じ入ったのは、どこでも非常~に歓待していただいた、ということです。札幌から本州に出張しますと、やはり、「はるばる海を越えて来てくれた!」というお気持ちになるのでしょうか。とても丁重に扱ってくださいます。もちろん、道内でもそうなのですが。

 「先生!苦手なものはありませんか? 何か召し上がりたいものはありますか?」 宮崎では、毎晩、おいしいものをご紹介いただきました。研修中はもちろん、休憩時間にも気配りをしてくださいます。研修のご担当の方が、私を研修室や控え室に案内してくださるのですが、思えば、この研修期間中、私は一度もドアノブに触れないで過ごしました。すべて、先回りして開けてくださいます。

 「遠方からいらした大切なお客様ですので、どうぞよろしくお願いします」。山形では、宿泊先のフロントで、私のことをご担当の方がそう頼んでくださいました。ホームページで私の趣味や好みをチェックしてくださっていて、その土地の焼き物や和菓子を紹介してくださいました。

 思い返せば、私も研修担当として、京都の会社で、全国から先生をお迎えする仕事をしていました。しかし、こんなにまで!きめ細やかな気配りができていただろうか。。。反省もさせられました。このような大切な扱いを受けると、ガゼン、私は、「この方のためにも、いい研修をしよう!」 そんな気になります。研修の出来、不出来、講師選定の良し悪しは、どうしても研修担当の評価につながるものです。私もその立場でしたから、よくわかります。「こんなに親切にしていただいて、なんとかこの方の期待に応えたい」 そんな気になっていきます。

 「あなたは私にとって大切な人です」。そう扱われたら、誰しも、「この人のために!」と思うものです。「人を動かそうと思ったら、その人に重要感を感じさせること」 デール・カーネギーさんも、そんなことをおっしゃっていたような気がします。
 
 人を動機付けようと思ったら、その人を大切に扱うこと。重要感を感じさせること。
あらためて教えていただいた出張でした。出逢いに恵まれました。お世話になりました皆様、心から感謝申し上げます。

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2月の札幌(雪まつり)
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2月の宮崎(空港)
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2月の山形(最上川)

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