108.4年後の自分
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4年前の冬、ソルトレークシティで行なわれているオリンピックを私は京都の自宅でコタツにはまりながら見ていました。(おお!そう言えば、コタツなんて、札幌に引越してきてからすっかりお蔵入りですね~) 5月には、結婚で会社を辞めて札幌に引越すことが決まっていました。私にとっては、未知の土地でした。ビジネスの基盤はゼロに等しい場所でした。
「次のオリンピックの頃、私は何をしているんだろう? どうなっているんだろう? どんな気持ちでオリンピックを見ているんだろう?」 4年後の自分なんて、とてもイメージできず、ただ漠然とテレビ画面を見つめていたような気がします。
2006年、トリノオリンピックを、私は様々な出張先を転々としながら見ていました。荒川静香さんの金メダルの演技は、山形で見ました。何か不思議な思いでした。札幌にいながら、全国を出張している自分は2002年にはまだイメージできていなかったようです。
今年3月4日、私はまたたくさんの方がたに囲まれていました。はっきり言って、何をやるのかもよくわからない(?)イベントに、雰囲気はいいのですが決して交通の便がいいとは言えない場所まで、「石川が何かやるみたいだから行ってみよう」と思って集まってくださる方のいる幸せ。「石川が何かしゃべるみたいだから聴いてやろう」と思って耳を傾けてくださる方のいるありがたみ。そんなことは全くイメージできていませんでした。そして、私以上にこのイベントを成功させるために動いてくださった方たちのあたたかい存在。山口文子さんという、私の言葉足らずな想いを瑞々しい感性でトリミングしてくださる最強のパートナーの存在。我が身の幸せをひしひしと感じた1日でした。
4年後は、バンクーバー!でしたっけ? 私はどこで何をしているのでしょうか? どんな想いでオリンピックを見ているのでしょうか? この4年でわかったことは、
「4年あれば、そうとうのことがやれる」ということと、
「出逢えた方がたの存在で自分の道が開ける」ということです。
皆様、本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
好き勝手しゃべりました!