残暑お見舞い申し上げます。
今年は、全国的に猛暑ですが、そうは言っても、
やはり、札幌は涼しくていいな～！と感動します。

【夏真盛りですね！沖縄の海】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すっかり、「感動日記」の更新はじめ、ホームページの
更新から遠ざかっていますが、おかげさまで、変わりなく、
元気に全国を動いています。
クライアントさんとのコーチングセッションの予定を
入れるのにも苦慮するこの頃、ご連絡をいただいても
なかなかスケジュールが合わず、お会いできていない
皆様には、たいへん心苦しく思っております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そんな折に、オランダ在住のある日本人の方からメールを
いただきました。拙著『子どもを伸ばす共育コーチング』を
読んでくださったそうです。
日本からはるか遠くの外国で、私の本を手にしていただいた
だけでも有り難いことですが、わざわざ読んでくださって、
ご連絡までいただいたことに、とてもとても感激しました。
さらに、ご縁とは不思議なもので、札幌にいても札幌の方
になかなか会えないというのに！！この方が一時帰国される
タイミングで、ご帰省先と私の出張先が重なっている偶然！！
なんとも驚きました～！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
実際にお会いすることが叶い、オランダでの教育事情を
うかがって、さらに、驚き！！衝撃！！の連続でした。
オランダでは教育のほとんどがコーチングで行われている
というのです。ティーチングはほとんどしない。例えば、
九九の暗記もない。筆算もない。計算方法も子どもたちが
自分で考え、自分で編み出す！
そんな衝撃的なお話を、初めて黒船を見る日本人のような
心境でうかがいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「答えはどこかにある。誰かが与えてくれるもの」と思って
いる日本の子どもたち。
「答えもやり方も自分で編み出せる。自分で解決できる」
と思って成長していくオランダの子どもたち。
いろいろと考えさせられる貴重な出逢いとなりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ここ１０年ばかり、「コーチング」を広く伝えることに邁進
してきたつもりでいましたが、結局、私がやっていることは、
砂地に水をまいているレベルに過ぎないのでは？
そんな想いすら湧いてきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「いやいや、砂地ってことはないですよ！」
私のコーチはそう言ってくれました。
「何か壁のようなものに向かって、今、水をまいている
ところだと思います。いつか、その壁が崩れて、大きな
流れが起きてきますよ」
なるほど！！いつもながら、いいことおっしゃる！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そういえば、こうして、オランダからもご縁をつないで
もらえる。まったく会ったことも、お名前をうかがった
こともない方がたが、私の本を通して、講演依頼をして
くださる。コーチング実践事例を報告してくださる。
もうお顔も忘れていた方が（ごめんなさい）、数年たって、
「コーチングを続けています」とご連絡くださる。
たしかに、砂地ってことはないな！砂地ってことは！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この夏、そんな勇気をもらって、また、元気に動いて
います。日々の出逢いに心から感謝です。
そして、いつか必ず、オランダに行ってみます！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
酷暑の折柄、皆様もくれぐれもご自愛の上、どうぞ、
楽しい夏の思い出を作られてください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【いつもすばらしい出逢いに囲まれています！】