コーチ石川の感動日記

130.勝手に気づく

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さっぽろ雪まつり始まりました:彦根城

 企業でコーチング研修をやらせていただく時のカリキュラムはだいたい決めています。限られた時間の中で、効率よく効果的に、管理職の皆様にコーチングをお伝えするための流れを組み立てておきます。もちろん、都度、質問やアクシデント(?)が発生しますから、臨機応変に軌道修正していきます。

 けっこうたいへんなのは、「コーチングを学びたい!」という意識が非常に高く、しかも、過去に何度も何度も私の講座に参加してくださった方が多い回です。困ります。ありがたいことですが、やる側は悩みます。これ以上、何を伝えたらいいの? 一応のカリキュラムを組んで臨みますが、参加者の一瞬一瞬の顔色を見ながら、講座中も試行錯誤を繰り返します。

 先日の講座もそうでした。皆さんの前に立った時、お仕事帰りのお疲れの時間帯にも関わらず、皆さんの目は終始真剣!「教えてください」、「答えをください」そんな目でした。
“やり方だけでは人は動かない、あり方こそが機能しているんです” 私の講座を聴いてくださった方なら、もう聴き飽きたフレーズのはずです。話していても、我ながら陳腐です。

 もう私がお伝えできることはそんなにないんです!勝手に学んでください!!開き直って、後半は、お互いにコーチングし合っていただきました。にわか会場は盛り上がります。私の存在をよそに熱いコミュニケーションの空間が広がりました。そして、「今日も目からウロコでした~」満面の笑みで帰っていかれるお姿に、“人ってスゴイな~”と思わずにはいられません。

 翌日、参加者のお一人からメールが来ました。
『昨日の講座で、あり方っていうのがわかった気がします。
①その時の自分の立場をしっかりと認識しながらも、相手の立場をとことん尊重すること。
②老若男女関係ない、上でも下でもないということ。
③たとえ複数といても、その一人一人と、共にあること、一人一人の心に寄り添うこと、「その人」を感じること。
④それぞれの人たちとのパイプに余計なものが入っていない状態。
⑤「今」どのような状態にあろうとも、「次」に望む状態にならなくとも、「いつか」必ずや「思う」通りになるであろうことを、信じようとするのではなく、信じてしまっていること。
⑥誰かと共にいるという「時」は、その誰かのための「時」であるということ。
こうやって書き出していくとまだまだ書けそうです・・・』

 私は、これを読んで卒倒しそうになりました。なんで?あれだけの体験でここまで人はつかむのか?! 教えようとしなくていい。人は勝手に学び、勝手に気づく。信じて体験させてあげると、勝手に自分でつかむ。コーチは、相手を信じようとするのではなく、信じてしまっておくこと。私が一番学びました!恐れ入りました~。

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まず、雪かき・・・
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子どもたち、楽しそう~!
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氷の椅子とテーブル?!
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滑り止めに砂をまきます
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寒そう・・・
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私の一押し!リラックマ

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