コーチ石川の感動日記

186.1冊からの出逢い

ニュース

残暑お見舞い申し上げます。
またまたすっかりご無沙汰しております。
皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか?
私は、この夏も、元気に道内外を行ったり来たり
しています!

最近は、夏休み時期になると、連日、学校の
先生がたの研修会や高校生の就職セミナーで
忙しくなります。
学校教育現場でますます「コーチング」が
必要とされていることを肌身に感じます。

先日も大阪の貝塚市教育委員会様からの
お招きで、灼熱の関西まで出かけました。

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【貝塚市教育フォーラムの1コマ】

私の仕事は、出逢った人と人とのご縁で
広げていただいていることが大半なのですが、
今回は、拙著「やってみよう!コーチング」が
橋渡しをしてくれました。

数々あるコーチング本の中から、貝塚市の
ある若い先生が「やってみよう!コーチング」を
手にとってくださったところから今回の感動は
始まります。
「この人を講演に呼びたい!」
「札幌の人かぁ~」
「無理だな。関西までは来てくれないだろう」
「でも、夢は叶えるものって言うてはるで、この先生!」
「ダメもとでお願いしてみるか~」

「ダメもとはダメじゃないかも!」ということを
お伝えするのが私の仕事なので、ダメもとでチャレンジ
してくる人にはなんとかして可能を開きたくなります。
多くの人が、「そんなことできるわけない」、
「無理無理!!」と言って、やりたいことを手放します。
本当にそれでいいのか?!ニッポン?!
と、思わずにはいられないのです。

実際に貝塚市にうかがって、私は、逆にたくさんの
学びと力づけをいただきました。
漢字テストでほとんど点がとれなかった小学校6年生。
先生が質問と暗示のスキルで、子ども自身の目標を引き出し、
承認とIメッセージで背中を押しました。
1ヶ月あまりで、漢字テストの点数がぐんと伸びました。
学ぶ力が引き出されたことが、答案用紙からも伝わって
くる発表でした。

友達となかなかとけこめない6年生、感情の波が激しく
課題を一度も出さない6年生、宿題、忘れ物が続く1年生、
遅刻がなおらない中学1年生など、現場で、こう接して
みましたという事例が盛りだくさんの研究会にお招き
いただき、現場の先生がたと一緒になって、コーチングの
素晴らしさをお伝えできたことはとても誇らしいことでした。
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【先生がたからたくさんの学びと感動を
 いただきました!!】

もし、この先生がたに出会えていなかったら、
この子たちは、どうなっていたのだろう?
と思う時、ひとつの言葉かけ、問いかけの影響力の
大きさと、「できる子」として接し続けてくれる
先生の存在の大きさを思わずにはいられません。

たった1冊の本が、遠く離れた先生や子どもたちに
何かしら影響を与えているとしたら・・・
想いを込めて執筆した甲斐を感じます。

私が1回の研修会で向かい合っている先生がたは、
数十名から数百名ぐらいかもしれません。
でも、その後ろに何百、何千、何万の子どもたちや
保護者の皆様もいらっしゃるのだと思うと
身が引き締まります。
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【貴重な出逢いに感謝です!】

「なんで、できないの?」
「無理無理!難しい」
「そんなこと実現できるわけないでしょ!」

この言葉を、まず、人を育てる現場からなくしたい!!
そんな想いをこめて、今日も前に立たせていただきます!

せっかく関西に来るのならということで、奈良県香芝市でも
コーチング講座を開催していただきました。
会場にお借りしたエコールマミさんというショッピングセンターで
営業なさっている万葉書店様で書籍の販売とサイン会まで
やらせていただきました。
万葉書店様、主催者のたけのっこクラブの皆様、
たいへんお世話になりました。

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【店頭をお借りし、ありがとうございました!】
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【このような素敵なPOPまで・・・感謝です!】

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