コーチ石川の感動日記

2.日ハム・ホームゲーム初勝利!「なまら、感動です」

ニュース

image3_1

 やりました!北海道日本ハム・ファイターズ、ホームゲーム初戦、白星☆です。今日の札幌は思いがけず大雪でした。“ファイターズ歓迎”の大雪なのでしょう。“真っ白”でした。

 今日は、物足りないぐらい(?)安心して観戦していられました。おそらく、ベンチの中にいる皆さんはもちろん、三塁側で応援していた人たちも皆「負ける気がしない」同じ想いだったと思います。選手もファンも、各々の役割をわくわく楽しんでいる、そんな雰囲気の札幌ドーム開幕戦でした。

 昨シーズンの日ハムvs西武戦では、「チームの力の差を歴然と感じた」,「松坂投手と比べれば、日ハムの選手はまるで子供のようだった」という声さえ聞こえました。松坂投手のボールに手も足も出ないで終わった、という印象でした。しかし、今日は、同じ投手が相手とは思えないほど、のびのびヒットを打っていました。ファイターズというチームが確実に変わっているんだなと感動しました。

 そして、今日、何より感動したのは、三塁側スタンドのじわじわとした盛り上がり。そもそも、こんなに人が入っている札幌ドームは見たことない!これは圧巻でした。回が進むごとに、地響きのような歓声にも一体感が生まれ、エネルギーの塊がドームを包んでいました。ぞくぞくっとしました。

 今日、この歓声が選手の皆さんの背中をぐんぐん押しているのが私には見えました。こんなにたくさんの人に期待されている、「勝てる」と思って見ていてもらえる、この『承認の力』の効果に勝るトレーニング法はないのかもしれません。いつもこれだけのエネルギーが三塁側から発せられていたら、本当に札幌ドームではファイターズは負けることはないのかもしれません。

 周りから誰かの声援が常に半端じゃないぐらい聞こえる。このことが大きな前進を生むエネルギーになるとあらためて感じたひとときでした。金村投手のヒーロー・インタビューもかっこよかったです。勝利投手というのはどうしてこうもかっこいいものなのでしょうか。金村投手の言葉を借りて、私も今日は「なまら、感動です!」(なまら=北海道弁で「very」の意味)

 ファイターズ一色の投げにくいドームで、最後までマウンドを降りなかった松坂投手、8回裏を迎えてもなお150㎞の剛球を投げ続け、バットをバキバキ折ってしまう超人技にも心から尊敬の拍手を贈ります。

image3_3
雪の札幌ド~ム
image3_4
三塁側びっしり!
image3_5
新庄選手は遠くてよく見えません

一覧に戻る