200.最大の「ありがとう」は?
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気がつけば、今年もあっという間に年末です。
この1年も元気によく動きました。
過去最高の移動距離、過去最高の講演・研修回数でした。
ふりかえってみると、1日1日、たしかに、
その日に出逢う皆さんと心をこめて出逢ってきた
つもりですが、すべてが一瞬の出来事のような気がします。
今年もいろんな成果がありました。
新刊『言葉ひとつで子どもが変わる』を出版しました。
早速、手にとっていただいた皆様、ありがとうございました。
小学生向けのコミュニケーション連続講座を昨年から
今年にかけて6回もやらせていただきました。
新たな境地でした。私の財産になる体験でした。
私が高校まで教育を受けた地元、島根県雲南市で
講演をさせていただきました。
目の前に、親戚のおじちゃん、おばちゃん、いとこや
同級生が座っていて、いつになく緊張感の高い仕事でした。
地元の教育委員会様があたたかく迎えてくださったことは
とても嬉しく、力づけられました。
そして、このような熱い皆様が地元の教育を支えてくださって
いるのだと思うと、ものすごく誇らしい気持ちになりました。
そうそう!いつか、叶えたかったオーロラを自分の
目で見る!という夢も今年、叶えました。
カナダのイエローナイフへ、3泊5日の強行軍。
チャンスはたった3日しかありませんでしたが、
3日のうちの2日、すばらしいオーロラを見ることが
できました。宇宙の神秘を感じずにはいられませんでした。
現地のガイドさんに言われました。
オーロラを見ることができる人は、
「『私は絶対に見れる!!』という根拠のない自信がある人です!」と。
夢を叶える法則と同じような気がしました。
やっぱり、私は見ることができました。
ここ数年、沖縄への出張が毎月続いていましたので、
沖縄にも足場を設けようと、居をかまえました。
「夏は北海道から全国へ、冬は沖縄から全国へ」
の夢も叶いそうです。
来年も、北から南から、コミュニケーションで
世界を変える活動を展開していこうと思っています。
社会人向けの講演会の他に、先ほどお伝えした小学生や
中学生、高校生対象の講演会がぐっと増えました。
聴いているのか?いないのか?
そんな顔をしている中高生が多かったりしますが、
後日届く感想文には、「そんなことまで受けとめて
くれたのか~!!」と、思わず感涙です。
子どもたちの感性はすばらしいです!
ある中学校様では、全校生徒300余名への講演の後、
生徒の皆さんが、お礼にと全校合唱をプレゼント
してくださいました。
自分一人のために、300名以上の人が合唱を!!
鳥肌が立ちました。
私の講師人生に残る体験でした。
子どもたちの澄んだ瞳と清らかな歌声を前に、
「この子どもたちみんなの夢が叶うような社会を
作らないと!!そのために、私ももっとがんばる!!」
と、熱い想いがこみあげてきました。
子どもたちに、やる気を引き出してもらったしだいです。
【心洗われる歌声でした】
今年最後の講演の後、こんなご質問をいただきました。
「石川さんは『ありがとう』という言葉をとても
大切にされているそうですが、石川さんにとっての
最大の『ありがとう』は何ですか?」
とても考えさせられる質問でしたが、これしかない!
と思ってお答えしました。
「今日も、何事もなく、こうして生きられ、仕事が
できていることです」
はっきり言って、マザー・テレサさんの受け売りなのですが。。。
マザー・テレサさんのお言葉に、
「感謝の反対は当たり前です」というものがあります。
当たり前と思った瞬間、感謝の気持ちは生まれない。
当たり前のことなど本当は何もないのです。
今年も、たくさんの台風や災害に見舞われましたが、私は、
幸いなことに一度の欠航に遭うこともなく、すべての仕事に
穴をあけることなく、行くことができました。
今日もこうして、何事もなく生きられ、日常生活が
送れていることに、心から「ありがとう」です。
そして、この1年にいただいたたくさんのご縁、機会に
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
皆様も、どうぞ、お元気で良いお年をお迎えくださいませ。