46.ヘッドコーチの言葉
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札幌はホワイトイルミネーションの季節~
「(プレーオフ直前の札幌ドームでの試合で)ダイエーに6点差をつけられてベンチに帰ってきた選手たちが、『次で絶対に逆転してやる!』、『必ず勝つ!』と口々に言ってるんですよ。こいつらすごいな、と思いました。私たちコーチはあの場面でただほれぼれと選手を見ているだけでした。スタンドのファンの一人になっていました」
※この試合、最後に新庄選手が幻の満塁ホームランを打って、見事にサヨナラ勝ちを決めましたね。(感動日記:「9月20日」参照)
「『これで押さえられなかったら今日は負けてもいい、明日もっといい試合につなげるために投げてくれ』と言って送り出します。ここで、『必ず押さえろ!失敗は許されない』と言ったらプレッシャーを与えるだけです。負けたことを責めても次につながりません。常に次の試合につながること伝えます」
「グランドに出ていく前に、私たちはものすごい量のコミュニケーションを選手たちととっています。シーズンオフに入って我々が何をしていたかというと、選手一人ひとりと、コーチ陣が今後の課題と目標を明確にするミーティングを行っていたんです。70人以上いますからね、たいへんな時間がかかります。ここで、自分の目標を明確にして秋季キャンプに入ったんです。グランドに出てからは、そんなに声かけは要らないんです。皆、何をやればいいのかわかってくれています」
「私が選手だった時にどう感じていたか、コーチや監督に何を望んでいたか、それをいつも考えて接するようにしています。たしかに言い方もあると思います。同じ言葉でも言い方によっては詰問にもなります。選手に対してこちらがどんな思いで接するかが大事なんです」
久しぶりに講演会で、ファイターズの白井ヘッドコーチとご一緒しました。
“それは、まさに思い描かれていた通りのチームですね!!”
私は思わずこの言葉を講演中3回ぐらい言ったと思います。「コーチング」を導入された二軍コーチ時代に目指されたチームが着々とできあがりつつあることを実感させていただけるお話でした。感動でした。勇気をもらいました。
白井一幸さん、最高!!
初めて見た時、ピンクのとうもろこしだと思いました。・・・ホントはライラック