7.“存在”の確かさ
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ここ半年ぐらいコーチングさせていただいているセールス・パーソンのMさんに今週久しぶりに会う機会がありました。Mさんは、前年度、「自分でもここまでやれるとは!」というすばらしい数字をあげられました。目標に向かって着実に動き、数字を積み重ねていくMさんを「今週はどうでしたか?あとどれぐらいですか?」とワクワクしながら見守りました。成し遂げられた成果は本当に輝かしく、目標達成を共に喜び合いました。「コーチやっててよかった~」と思う瞬間です。そして今年度、Mさんはますます大きな目標に向かって、またスタートを切られたところです。
よく考えてみたら、直接お会いするのは半年ぶりぐらいです。毎週1回欠かさず電話でお話ししていますから、日頃の状況もよくわかっていますし、いつもお会いしているようなそんな感覚でいました。が、そう言えば、本当に久しぶりにお顔を見ました。
Mさんの姿を見た瞬間に、私の頭の上を「!」マークが3つぐらい点滅しました。“あれ?!” 新鮮な驚きがありました。半年前にお会いした時とずいぶん雰囲気が変わっています。なんと言うか・・・、“線が太い”感じなのです。堂々となさっているというのか、自信に満ちているというのか、、、そう、とにかく “存在感”が増していました。Mさんは、最初にお会いした時から、精悍な感じで「誠実さ」や「信頼感」という言葉がぴったりな存在でした。この半年で、その中心にさらに一本芯が通ったんだなという印象を受けました。
大きな目標を達成した自信、思考や行動がクリアになっている爽快感、それがMさんの存在をいっそう「確かな」ものにしているのだと感じました。半年前のMさんよりも今のMさんの方が確かに「トップセールス」の風格でした。「これをやる!」と決めて、行動を起こし、結果を出す。その成果から得られる自信によって、その人から出てくるエネルギー、オーラが“こんなにも変わるものなのか~”と、とても感動したしだいです。
“線が太くなられた感じですね” と私は伝えました。「そういえば、ちょっと太ったかも」 “いや、そういうことじゃなくて・・・”
「確かに最近、バタバタしなくなりましたね。もう一人の自分が3m上からいつも自分を客観的に見ている、という感じです” まさにコーチングを体感している人の言葉です。きっと今年度はもっとスゴイと思います。